Q どんなときに「大変だ」「難しい」と感じますか?
また「頑張ってよかった」と思えるのはどんなときですか?
特に海外の安全規格業務に関しては、相手国の動向で、なかなか思うようにやり取りができないこともあります。
それでも1年がかりで海外規格の手続きを終えた時は、「本当に頑張ってよかった」と思えました。
Q 今までの仕事のなかで、一番印象に残っていることを教えてください。
図面と呼ばれる数万枚の紙の設計図は、10年ほど前までは手作業で管理していましたが、 この紙図面を全てデータ化し、図面利用のシステムも自分で構築しました。
システム完成までは大変でしたが、今では、このシステムは社内全体でごく当たり前に使われています。
以前から見れば、図面(データ)を扱う社員も増え、社員の仕事の進め方も随分と変わり、仕事のスピードも上がりました。
今でも日々の図面管理業務を通じて、それが実感できます。
Q 学生へ一言アドバイスをお願いします。
この業務のポジションは、バンドで例えるとボーカルのような最前線ではなく、 常に演奏を支えているベース・ドラムスの役割に近いと思います。
また、業務内容も、ある程度経験が必要で、結果や評価がすぐに出にくいため、 長期的に物事を考えられる人が向いていると思います。
プラモデル・絵・コンテンツ・曲・家具など、どんな分野でも何か作品をコツコツと作り上げた経験をお持ちの方は、この仕事の達成感が共有できると思います。